ありをりはべり

日常のひきこもごも

解散惜しまれるバンド5選

再びandymoriを聴きはじめたのをきっかけに、これまで自分が聴いてきた音楽を振り返ってみた。
そして気付くのは、その半分以上が解散してしまったということである。

今日はそのなかでも特に大好きだった、解散が惜しまれるバンドをいくつか紹介させて頂こうと思う。


1.ostooandell


ostooandell / Bakyun the everyday [PV] - YouTube


初めて聞いたのは「君はまるでダンスしてるみたいに」という曲だった。
ゆるゆるなイントロではじまったかと思えば、がつんとギターソロが入ってきたり、そんなさりげない緩急を見せるバンドで、全体的にまったりしているが飽きずに最後まで聞いてしまう。紹介するこの曲は、サビの切ないかんじがたまらなく好きだ。同窓会で昔好きだった人に会った後の帰り道とかに聞いたら、胸がきゅうきゅうに締め付けられそう、そんな曲。


2.ハヌマーン


ハヌマーン「猿の学生」 - YouTube

ハヌマーンは、高校卒業前か専門学校入りたてかくらいの時に出会ったバンド。初めて聞いたのがこの「猿の学生」だ。
私は、音楽は好きでもだいたいの場合歌詞カードまでは読みこまないのだけど、ハヌマーンの歌の歌詞は全部がとても面白くて、好きだ。
どの曲も、聞き終わりには一冊の本を読み終えたような気持ちになる。そう思うと、本が苦手な私にとって、彼らの音楽を聞く時間はある種小さな読書の時間にもなるのかもしれないと思う。


3.椿屋四重奏


椿屋四重奏 小春日和 - YouTube

小学生から高校生くらいまで、FMのミュージックスクエアというラジオ番組をよく聞いていたのだが、椿屋四重奏はそのラジオ番組をきっかけに知った。思えば私が色々な音楽に触れられたのはこのラジオの影響がとても大きい。何度素敵なバンドに出会い、そのたびに「ライブに行きたい」と強く思っていたか。
椿屋四重奏は、聞いていると「抒情」という言葉が浮かぶ。歌詞に出てくる日本語がとにかく美しく、折り重なるメロディが独特の哀愁を持って心に訴えかける。私にとって一番、日本を感じるバンドである。


4.No Regret Life


No Regret Life - Melody - YouTube

父や兄の影響とかではなく、初めて自分で「これが好きだ」と思えたバンドがNo Regret Lifeだった。
メジャーデビュー曲となるこの「Melody」、もうリリースから10年になる。
中学一年生だか二年生だかの思春期真っただ中のときにはまったのが納得する、力強さと哀愁の両方を兼ね合わせた音楽だ。
おととし東京新代田FEVERでの解散ライブにも行ったのだが、終始ボーカル小田さんが笑顔だったのがとても嬉しかった。その時会場でお知り合いになったお兄さんと少しだけ仲良くなり、帰りの電車に乗るために駅に向かうまで、思い出と音楽を語り合いながらとぼとぼ歩いたのも、良い思い出。


5.メカネロ


Mechanero - Curtain Call - YouTube


最後に紹介するのはメカネロ。中学3年生くらいから高校にかけて、お昼休みや学校からの帰り道でよく聞いていたのを覚えている。
もう何回聞いたか分からないほど聞きこんでいるけれど、全く飽きることがない。聞くたびに何かしら新しい感覚が胸に湧きおこってくるのがこの曲の不思議だ。
たしかバンドをしている男の子が好きだった高校生のとき、特に聞きまくっていた気がする。甘酸っぱくて中途半端に大人びていた時期を思い起こさせる
メカネロは、いまも私の中で群を抜いて特別な存在のバンドである。


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こうして振り返ってみると、どの曲にも声とか体温とか景色とか、触れたものの思い出が、強く残っている。
もうあれから何年たったんだーとか思うと、私も大人になっちゃたんだなぁとしんみりするのだけど、あの頃夢中で聞いていた音楽を、哀しかったり嬉しかったりの様々な思い出と一緒に、今もこうして大事にしているということ。それが嬉しくて何かほっとする。本当に、良かった。


「解散惜しまれるバンド5選」
今度、周囲の音楽好きな方々にも聞いてみよう。