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ありをりはべり

日常のひきこもごも

こんにちは、2015

大晦日か元旦の1日どちらかには、昨年のまとめと今年の抱負みたいなものを書こう、と思っていた。 だが31日は思っていたより忙しくて書けず、1日は夕飯のあとに猛烈な眠気が襲ってきて、仮眠をしたら日付が変わっていた。 初夢も見れず深夜2時に目覚め…

好きなタイプについて

「好きなタイプってどんな人?」先日、友人と食事の際そんな話になった。 女の子同士での話題と言えばやはり恋の話が多く、特にこの手の話はその話題ランキングのなかでも上位に入ってくるものかと思う。 そして、私は毎回のごとくこの話題に悩まされている…

プレゼント

数ヵ月に一回、家族へささやかな贈り物をしている。それはたいてい、美味しいお茶だとか、島には売っていないお菓子だとかそんな小さなものだけれども。 必ず包みには手紙をそえて、宛名は家族みんなの名前を書く。思えば島を出るまでは、こうして家族になに…

その一杯

実家に帰ると、両親からほぼ100パーセントの確率で「珈琲がのみたいなぁ」とつぶやかれる。 それは決まって、リビングに私と両親しかいないときで。 何年も続いたパターンから、このつぶやきが「淹れてくれるよね」という言葉を含んでいるのを、知っている。…

湯気

湯気が、好きである。 ふわりと立ちのぼり、いつのまにか空に消える儚さ けれどどんな鮮やかな色も白で染める、その存在感。 いつものお店で頂く珈琲。 トレイに乗せられて運ばれてくる間にも、柔らかく、ゆらゆらと湯気が踊っているのが見えて。 私は、す…

朝を迎える

朝が好きだ。 うすく雲が見える程の真っ黒な空から、じわじわと色がでてくる、その時間が好きだ。 まだ空が白んでいる中でも、新聞配達のおじさんは町を走り、早く出勤する人は車やバイクに乗って信号待ちをしている。 道に出れば子供の声がどこからか聞こえ…

ジョハリの窓

昼、那覇から飛行機にのり故郷の島に帰ってきた。 空港に降り立つと那覇をたつ前に見たのと同じ、どんよりした灰色の空と厚い雲が、頭上から重くのし掛かっていた。 町外れの空港から市街までの道のりは、枯れた草原と畑が延々と続いていて、余計に空気が淀…

幸福な失敗

数日前から、大阪に住む友人が沖縄に来ている。 さまざまな向かい風に耐えながらも仕事をバリバリこなす彼女。色々事情はあるのだけれど、なんだかんだで三カ月に一回は沖縄を訪れている。 今回彼女が来沖する初日は、仕事を早く終わらせ合流。「焼き肉食べ…

なぜなぜ攻撃と当たり前のこと

「最近、色んな言葉を覚えだしてね あれは?これは?ってなぜなぜ攻撃なの。 いつも子供とは知恵比べだよ」 神奈川に住むいとこのお姉さんは、電話の向こう側でそう笑っていた。お姉さんの声のうしろ、今年5歳になる娘ちゃんの笑い声が耳に心地良かった。 …

影が射す

お昼ごはん、訪れたカフェ。 いつも座るカウンター席が埋まっており、テーブル席に座った。 窓から零れる午後の日差しが、木製のテーブルを優しく照らしている。窓際に並べられた、猫の置物、数冊の雑誌と文庫本、桃色の花の一輪挿し。 お日様の光を受けて、…

女の子になりたかった

ワンピースが好きで、洋服屋さんにいくとつい見入ってしまう。 気付けば季節を巡るごとにコレクションは増えていく。 クローゼットの中並ぶ、様々な柄の、色とりどり。 …そういえば、ワンピースを着だしたのはいつ頃のことだったか。 クローゼットの前でぼ…

川沿いを歩く

午後8時。 少し湿った秋の風が吹く中、川沿いを歩いていた。 ふと斜め上を見遣れば、モノレールが頭上を過ぎていくところだった。次第に暮れ始める藍色の空に、モノレールの丸いフォルムが溶けていくようで 漫画「銀河鉄道999」のなかで、列車が夜空に消え…

毎日明るいことつづきではないし、綺麗なことばかり思えるわけではない。理想はやっぱり笑って過ごしたいと思っても、なかなか表情筋が追いつかない時もある。 そんなときは、無理やり笑う自分にもかなしくなる。 けれど悲しいと嬉しいも、痛いも幸せも、実…

ハダ色の日々

兄のお嫁さんに子供ができたらしい。 このところ体調が悪そうな様子が伺えていたので、なんとなく感づいてはいた。それでもやはり心配もあって、病による不調ではなかったことをほっとすると同時に、じわじわと心の中に温かさがうまれた。 大切な人に大切な…

焼き鳥屋 筑ぜん

昨年、友人の結婚式に呼ばれ一人福岡に赴いた時。 福岡について予習なしで来てしまったため、案の定、結婚式が終わった夜は滞在先の博多駅近くのホテルで何をすべきかぐるぐる悩んでしまった。 そのうち夜は更けていってお腹はぐうぐう鳴り始め、仕事終わり…

値段

コンビニに陳列されている駄菓子を見て「こんな安い値段で売られる駄菓子の気持ちってどんなもんだろう」とふと思ったことがある。まわりは数百円単位のなか、自分につけられる値段は数十円。 なかでもチロルチョコやガムなんかの最小部類は、一位二位を争う…

感謝をこめて

4月、仕事で全く知らない領域に一人で飛び込むことになり「なにがわかっていないのかもわからない」 そんな負のループが絶え間なく続いた。周囲に迷惑をかけてばかりで、どんどん自分が嫌いになっていた。忙しさから不規則な生活はさらに不規則になり、自炊…

台風過ぎて

昨日、沖縄に台風19号が上陸した。 その日私は案の定仕事で、職場の先輩はテレビの気象情報を見ながら「なんとかパスカルとか言われてもイメージわかないし、よくわかんないのよー」と言っていた。 その横で、私は液晶画面に映し出される台風の進路図と「92…

こいをするひと

(一) 夕暮れ時 目の前を、高校生らしき男の子と女の子が歩いていた。 互いの手が、触れそうで触れない距離でゆらゆらしている。二人の間に言葉はない。狭い歩道で、私は横を通り過ぎることもできず、というか目の前の手と手の動向が気になってしまって、後…

笑うこと

私はよく、人から物をもらう。 最近は、この夏泊まった草津の旅館から、大量のとうもろこしや採れたてのキャベツを。 よくいくカフェの常連さんから、福岡の明太子、しろくま、ラーメンやらを頂いた。 道端で出会った人からもらうことも多い。 スーパーで豆…

温度の記憶

温度で呼び覚まされる記憶は、柔らかく、鋭い。 小さいころ、祖父母のうちへ遊びにいくたび、帰る頃にははしゃぎ疲れて寝こけてしまっていた。我が家は団地の四階だったのだが、父は寝息をたてる私をいつも背におぶり団地の階段を上ってくれた。 そのあたた…

偶然と必然

先月末のことだ。 最近通い始めた珈琲やさんがとある展示をするということで、仕事終わりに伺った。 言葉によるその展示は、日記のようであり、短編小説のようであり、誰かのなにげない呟きのようであり… 普段何気なく使っている言葉の、様々な可能性につい…

HAPPY

祖母が亡くなった時、人っていつ死ぬかわからないんだなぁ…と思った。 神様的存在だった忌野清志郎さんの訃報を聞いた時、神様さえも死んじゃうんだなぁ…と呆然とした。 -------- 祖母に対して「ありがとう」と思う瞬間が、たくさんあった。 それは、細い指…

うれしいこと、諸々

今日は普通の日記をつらつらと、、 昨日、いつもお世話になっている珈琲やさんオススメのカフェ首里にある「食堂黒猫」さんへ行ってきました!久しぶりの首里の坂、、!まるで修行。首里に住む人はやっぱりすごい。 迷って人様のおうちの庭に入っちゃったり…

あたたかな沈黙

物事を説明したり気持ちを伝えるのが下手で、仕事でもプライベートでもそれでよく人を困らせてしまう。 私自身はお喋りが大好きなので、そんな自分に正直残念な気持ちになる。好きと得意が一致しないことが多い。初めて誰かと話をする場ではわくわくしながら…

こどもについて

ずっと、子供が苦手だった。 小さい体は少し力を入れれば今にも折れてしまいそうだし、言葉でコミュニケーションを図るのが難しく、泣いたと思ったら数分後にはにこにこ笑っているという意思疎通の難しさも相まって「どうしていいかわかんない」存在だった。…

国語が苦手

国語が苦手だった。 みんなが点数を取れている箇所ほど間違いがおおく「読解力が…ねぇ」と国語の先生をよく困らせていた。 特に難しかったのは「作者はこの作品から何を伝えたかったでしょう」という類の問題である。 私がもし作家だったとして、自分の作品…

言葉を越えるもの

これまで、まったく知らない赤の他人に「殺すぞ」と言われたことがある人がどれくらいいるだろう。 私は、今年に入って何度かそういう場面に遭遇している。 そういった人たちが社会に適応できるよう関わっていくことも、私の仕事のひとつである。 はじめまし…

水流のロック

朝から激しめの音楽を聴くのが好きだ。 目覚ましがなくても割と時間通りおきれるが、もともとが低血圧なのでぼやっとしている時間が長い。 そんなときにシャキンとするために音楽が必要になる。 本日のモーニングソング 打首獄門同好会「フローネル」 - YouT…

周年祭と浴衣

今日はよく通っているお店の周年祭だった。 浴衣を着てくると飲みもの代がただという言葉につられて、今年初の浴衣を着る。 浴衣だーえへへ なんて浮かれていたのに、タクシーのおじちゃんに実年齢より5歳も上にみられて、行く前から撃沈である。もう少し気…

仕事のこと、音楽のこと

夜勤のある仕事をしていると、時々、一日という区切りがどこにあるのか分からなくなる。朝起きて、夕か夜まで仕事をして、ご飯を食べて寝て、また朝に仕事へ出る。そんなリズムで生きることがとても羨ましくて、私はなんでこんな仕事をしてるんだろうなーな…

名前

私は自分の名前が好きだ。短くて覚えやすく、既存のあれこれに繋げやすく、小さいときは、よくへんなあだ名をつけられてからかわれていた。それはときに食器であり、チンする前にかぶせるものであり、生理用品であったりする。公の場で呼ばれると三番目が一…

回想

昨日、本棚を整理していたら、アルバムの中から成人式の時の写真が出てきた。 華やかな古典柄の振り袖を着て、ぎこちなく笑っている自分。式当日、この振り袖を着た時の気持ちを思い返しながら その振り袖を縫った祖母のことを 思った。 今日は、私の祖母の…

地元の人だと思われたい

「観光のかたですか?」 「いえ、もともと沖縄に住んでます」 「出身は…東京とか…あのあたりですか?」 「や、生まれも育ちも沖縄です、、」 「え、ご両親があちらの方とかです?」先日ぷらっと入ったご飯やさんで、席が隣になった観光客の方との会話である…

ロックな父

我が家は全員音楽好きである。 父は仕事の傍ら趣味でロックバンドのギターボーカルをしており 母はピアノ、兄はベースとギター、私はベース・ピアノ、高校三年間は民謡なんかも習っていた。 朝は父が爆音で流すビートルズかツェッペリンか忌野清志朗、もしく…